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2007年10月25日 (木)

師匠の死

先月9月22日パントマイムの神様、マルセルマルソー師が亡くなりました。
悲しいというよりマルソー氏はオイラにとって人間を超えた存在であった為、数日間唖然としていました。 84歳でした。Marcel_small



師と書いたのは、10年ほど前シカゴの大学で映画学科の学生だった頃、学校の授業では物足りなくて、俳優学校にもクラスをとりにいっていました。その学校は俳優のフィジカルトレーニングでは有名な学校であったので、マイムの神様マルセルマルソーを呼んでアクティングとマイムのワークショップするという話を聞きました。
チャールズチャップリンを崇拝するオイラは その噂を聞いて初日にすぐワークショップにサインアップしました。後で聞いた話では応募者が殺到しオイラの申し込み後数時間で募集締め切りだったそうです。
短い期間でしたが、彼の人生哲学、アーティストとして生きるには、俳優の心得、アクティングとは、マイムの本質など、心にしみ込むワークショップを経験しました。
しかも74歳(当時)とは思えぬ生命力と繊細さ..
クラスで習う意味のないフォーミュラが心の中から洗い流され、一種のひらめきのような気分をいただきました。
彼の公演もシカゴ、NY、LAで見ましたが1秒たりとも目が離せないパフォーマンスで 実演を目の前で見ると涙もこぼれます。

台詞は一言もないのに。

ワークショップのすぐ後、師匠の魂の響きを表現するため、ある短篇を作ったので、今度機会があったら、アップします。
ちなみはその短篇は昔ブログにもアップしたチャップリン、キートン、ロイドへのオマージュで作った学生映画とは別物です。

ちなみにマイムと言っても、街頭に立って空気の壁やロープ引きをやったり、テレビでコメディーふうに見せたり、動画でテクニックを教えようとしたり、いろいろ世界中に出没していますが、全くの勘違いであります。
マルセルマルソー師匠のマイムの本質を理解し伝承しているのは 彼のマイム学校をでた数人の生徒だけだと言っていました。その二人はマルソー師の公演に同行していましたが。

実はマイケルジャクソンのムーンウオークはマルセル氏から学んだのです!!!

オイラが映画を監督する時、俳優を演出する時はいつもマルソー師から学んだ人生哲学がいつも心の芯から導いてくれている気がします。

今日のブログがチンプンカンプンの方のためにマルソー師がクリエイトしたキャラクターBIPの写真を載せておきます。キャラクターの写真は見た事あるという方が多数だと思います。1190647602mime



Je prie son âme peut rester dans la paix

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