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2008年7月 9日 (水)

2008年 ハリウッド 大作映画 iphone アイフォーン

2008年夏のハリウッド大作映画ラッシュもそろそろ頂点を迎える時期でしょうか?
Ironman, Speed Racer, Narnia, Indiana Jones, Sex and the City、The Incredible Hulkなどなど。

俗にいうハリウッドの大作映画で盛り上がるのは悪い事ではないが、なぜか昔より興奮しなくなった。

70、80、90年代の映画は大作、自主、アート映画と四方八方先が読めず、健康的な映画の時代だった。

個人的な理由としては、最近殆どの大作がCGに頼りすぎているのではないかということ。
日本映画も大作は少なくともその方向に同時進行しているのではないか..

ここで僕の言うアメリカの大作とはマルチプレックスの劇場でかかる映画という事だが..(ということは大体制作費1億ドルを超える作品という事になるが)

制作過程や予算は別として、仮にアドベンチャーものをあげるとしよう。

The Mummy:Tomb of the Dragon Emperor....

古代のミイラの謎を追っている割には、ミイラや怪物の見た目がデジタル化しすぎて、全く感情移入が出来そうにもない。(アメリカでは8月から公開)
キャラクターの動きに関しては昔のストップモーションアニメーションのレイハリーハウゼンのセオリーに戻った方は良いのではないか?

The Incredible Hulk

一作めは嫌いな人が多いらしいが、少なくとも、ハルクのCGがオーガニックにストーリーを壊さない程度につかわれていた。今回のはコンピューターゲームを見ている様。2作目のプロモーションの制作に少し関わったのでちょっと残念。

WANTED
アクションが現実ばなれしすぎて、(マトリックス的な意味で)なんかロボットが戦ってるみたい。

コメディー系はどうか..

Sex and the City...
ちょっと僕は

GET SMART
うむ...僕の笑えるギャグの類いとはちょっとずれてる

ベンスティラーのTropic Thunderはどうなんだろ?
予告編みたら面白そうだけど

Batman: The Dark Knight
Mementoのクリストファーノラン監督にかけるか?ヒースレジャーもオスカー取りそうだし。

よく見るとコミック原作の大作が多い。コミックファン、ヒーローファンをぼったくり、オリジナルのストーリーを探す必要もない。

The Happening

The Sixth Senseのナイトシャマラン監督にアメリカ大作映画の将来を託し、スピルバーグの後を次がせるか?
いや、とんでもない。彼は作品ごとに安定性がないし、まだ若いのに映画のテーマ、手法が作品ごとに全く変わらない。ヒッチコック気取りで自分もカメオ出演しているが..カメオどころではない、台詞ありの彼の為のシーンがあり、しかも良い俳優ではなーい。

少し話がずれましたが、このままいけば将来CGで俳優をデフォルメして、俳優の必要ない映画が続々現れるかも。

それを有利に殆どのシーンをグリーンスクリーンで撮影する "300"なんて映画もありましたが。

僕が言いたいのはCGは悪い事ではないが、やっぱり観客がストーリーの中のキャラクター達の心臓の鼓動を感じるようであってほしい。

ただ特殊効果のアニメーター達の技術と働きぶりは凄い。だからこそ、それを無駄にしない企画とストーリー、十分な予算、CGの将来の為のリアリティー追求の研究は怠ってはいけないのだ。

全員がそうではないと思うが、有名大学映画学科などで一応知識武装されたスタジオのエグゼキュティブが神の様に指図し、利益追求と自分の会社でのポジションの為だけに、クソ映画に何億ドルもの大金を注ぎ込む権限を持っている。

映画を実際作っているのは、リサーチし、自分の手を汚し、行動し、睡眠を削り、良い作品を作るには何の努力も惜しまないアーチスト、クリエイター、職人達なのだ。

合理主義で二次元のフレーム内だけの見た目だけを追求した結果、映画のマジックが逆に失われてしまった。

黒澤明監督は、セットの家の瓦1枚1枚の刻印も気にして、『カメラに映らないからといって、用意しないのは良くない。そういう細かいところにも気を配っていると俳優の演技にも出てくると...』

もう一人僕の尊敬するマイケルマン監督は逆に、監督として1フレーム内のすべての事に責任をもってリアリティーの構築をするみたいなことをいっている。
ただ彼はフィルムをすてデジタルで撮る様になったら、作品の質はいきなり落ちた感じがする。(コラテラル以降?)

僕なんかが撮っているちっぽけな自主短篇でも、なんだかんだ言って、ここ2、3年で撮った7、8本の作品すべては特撮が何シーンか使われている。大体が撮影でのミスを隠したりする感じで。ホラーの血もデジタル合成したら、血の流動間に人間味を感じなくて後悔したシーンもある。
今脚本を書いている次回作はHDカメラで撮るということ以外は、CGを使わない。

なんか今日は文句ばっかりになってしまいましたが、

とりあえず言いたいのは、Audienceとして興奮して心から満足できる大作映画が最近ないなーということ。

ついに日本もiphone発売か..

 

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コメント

ごもっともです。いいたいことは良くわかる

投稿: KiTA | 2008年7月10日 (木) 17時02分

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