最低西遊記
脚本執筆中ですが、一服して
日系のビデオ屋で香取慎吾出演の映画版『西遊記』のDVDを借りてみた。
20分ぐらい見て、我慢できなくなって止めてしまった。
何故日本映画が世界でなかなか配給されないかわかる。
まだ20分しか見ていないけれど、映画には観客の目を1秒1秒そらさせない何かが映画にはなくてはならないと僕は思う。
それはストーリーでも良いし、俳優の演技であっても良いし、台詞でも良いし、撮影の仕方でも、美術でも、衣装でも、特撮でも、音響でも、ヌードでも何でも良い。
ちょっと調べたら監督はテレビ出身で、映画デビュー作らしい。
それもあってかCinematicな映画表現は皆無である。
脚本もテレビ台本の様に書かれている。
この映画が作られた理由はテレビ版ファンを引き込むビジネス以外に全く考えられない。
知ったかぶりも嫌なので言うが、このテレビ版と映画版西遊記が日本でどれだけ人気が出たかは僕は全く知らない。
子供の頃に見た堺正章のテレビ版『西遊記』はうすら覚えにも、僕は楽しんだ記憶がある。
何人か素晴らしい俳優も出演しているのに、すべて台無しになっている。
自主映画を作っている僕なんかにそんなこと言われたくないかもしれないが、学生時代のとき観た優れたクラスメイトのつくった短篇に競べても劣っている気がする。
ドラゴンボールがハリウッドで実写版で撮影され始め、落胆している人も(僕も含めて)多いと思うし、中国の西遊記ファンもこのくだらない西遊記映画を見て何を思うだろうか?
子供のころ滅多に本を読まなかったが、布団の中で西遊記を読み始め、朝方読み終わるまで、これほど人間というか男の夢とロマンとモラルを教えられた物語はないと僕は解釈したが..
お口直しに何観ようかな?
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